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2020.07.17

YouTubeチャンネルの立ち上げ時に取り組んだこと

コミュニケーションデザイン室
遠藤 涼介

どうも、えんどうです。

この書き出し、ここ最近使っている自分のnoteと同様の書き出しなのですが、どこで書いているのかを全く把握せずに書き出しているのだといえますが、それぐらいにテキストを書く量が突如として増えた感があります。

実は、シーエスレポーターズが運営を担当しているYouTubeチャンネルがあります。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが『イッヌとトリー』という、ちょっとした会社員あるあるの動画コンテンツを発信しているチャンネルがあります。

イッヌとトリーのチャンネルはこちら▼

せっかくYouTubeのチャンネル運営をするのであれば、そこで取り組んでいることもコンテンツとして出していこうと思い記事を書き始めた次第です。

ちなみに、総務省の情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書によると、YouTubeは10代から60代以上のすべての年代において利用率が高く、10代や20代に限定すると90%を超えるサービス。

(出典: 平成30年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書概要

また、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、学校の休校やテレワークの普及などにより、#おうち時間 や #StayHome といったハッシュタグと共に、在宅での過ごし方の一つとして「動画を視聴することが多くなった」という調査結果も出ています。

(出典: コロナ禍3-4月の若年層、投稿動画視聴時間が大幅増加 日中20%以上も利用時間増加/ニールセン調査

今回のコロナ禍を受け、動画コンテンツを配信する方が明らかに増えましたし、これからも増えることが予想できますので、これから配信をしていきたいと考えている方々にとっての有益な情報になる内容かと思います。

コンテンツさえ良ければチャンネル設定はどうでもいいのか

まず、設定の話を進める前に、前提認識として「質の高いコンテンツさえあれば視聴者数が見てくれるはずで、余計な装飾ともいえるチャンネル設定などは必要ない、どうでもいい」のかという点について考えてみたいと思います。

私たちとしては「丁寧に埋めていくべきだ」と考えていて、理由は大きく二つ。

まず、Googleが2018年に3200人のユーザーに対して行った調査では『ユーザーが何を見るのかを決める際』に『興味や関心に合致しているかどうか』は『質の高いコンテンツであること』よりも1.6倍重要だと出ています。(下の文章を翻訳したものです。)

(出典: What video quality means for viewers

ここからの学びは「動画コンテンツの質が高いことは前提である」ということと、興味関心を持ってもらえるようなチャンネルであるか、となります。

このデータを元にすると、動画自体の企画やサムネイルなどを適切に制作・配置することが重要だという話にもつながるのですが、それはまた別の機会にします。

チャンネルの設定を適切に行うことが重要であるとする理由のもう一つは『Googleが掲げる10の事実』に記載されていて、Googleの行動指針ともいえる10の事実で一番最初にはこう記されています。

1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

(出典: Google について | Google

Googleは検索エンジンであろうがWebブラウザであろうが、ユーザーを第一にして考えてプロダクトやサービスの開発を行っているということです。

コアアルゴリズムアップデートで検索表示順位が大きく変動することも珍しくはありませんが、アルゴリズム変更は根本的に「ユーザーのため」に行われるものだということです。

(出典: Google SearchLiaison(Twitterアカウント)

Googleのサービスを検索だろうがYouTubeだろうが使用する場合には、Googleの定めるルールに沿って取り組む(準拠する)ことがユーザーのためになる、と解釈をする他にないのではないかと考えています。

つまり、YouTubeチャンネルに載せる概要などの情報は、きっちりと丁寧に載せていくことでユーザーのためになり、結果として視聴してくれるユーザーが増えるための第一歩ではないかということです。

具体的にどこを設定していくのか

YouTubeでチャンネル開設し、動画を配信する前に各種の設定を行うとして、最低限、設定しておかなければならないのだとしたら以下の5つではないでしょうか。

① チャンネルアートの設定
② アイコンの設定
③ 説明文の設定
④ 動画別の説明設定
⑤ エンドカード設定

① チャンネルアートの設定

YouTubeチャンネルにユーザーが入ってきた際にユーザーに最もインパクトを与えることになるチャンネルアート。ここを最適化できているかどうかは、チャンネルの顔とも言えるだけのインパクトを備えているので、大切にしたいところです。

サイズとしては「2560×1440px(ピクセル)」で作成します。これはテレビで表示されるサイズで、チャンネルアートの設定を行う際に出てくる真ん中の画像のように表示されます。

また、モバイルでも必ず表示される箇所は真ん中を中心にして「1546×423px(ピクセル)」となっているため、この領域にチャンネルで配信する動画の内容を伝える内容や訴求したい内容を載せるようにしましょう。

以下の画像は実際のサイズですが、赤枠で囲っている部分がモバイルでの表示領域ですので、ここにコアなデザインを持ってくることと、情報をどう盛り込んでいくのかを考えて制作することも重要です。

② アイコンの設定

YouTubeチャンネルや各動画単位でも表示されるアイコン。この最適なサイズは「800×800px(ピクセル)」の正方形が推奨とされておりますが、表示されるのは以下の画像の赤枠のように円形のため、ここにきっちりと載せたいものを載せます。

③ チャンネルの概要設定

チャンネルの概要欄については、何気なく書いているように見えますが少しだけ考えて記載する必要があります。

何かといえば、以下の画像にあるように文字数はモバイルで表示されても改行等が発生しない33文字以内に収めること。また、ここで記載されている内容はYouTubeチャンネル内全体で統合します。

具体的に言うと、タイトルで使われていない、設定できるタグで出てこない文言を使わない、といったところを注意するわけです。YouTubeはあくまでもGoogleが提供しているサービスなので、いわゆる検索エンジン対策をする必要があるわけです。

また、各個別にアップロードする動画の説明欄とも整合性を保っておくことも長期的に動画を視聴してもらうための地味だけど重要な事柄です。

ここの考え方としては、Webサイトのトップページで書いてあることは各詳細ページに遷移していっても本質的な内容が変わらない(変わるべきではない)のと一緒で、大きな枠組みとして説明することが変わらないことを意識する必要があります。

もちろん「チャンネルの特性に合わせて」という話ですから、動画によって説明を分けることも必要だといえます。今回のイッヌとトリーの場合、動画それぞれで分けるのではなく、まずはチャンネルと個別動画の統合度を高めていくことを優先しています。

④ 各動画の「説明」設定

概要の項目とも連動してくれる話になるのですが、各動画の説明欄も文字数や他の概要やチャンネルの構成を意識して埋めていく必要があります。

特に上から三行目までは、Webサイトでいうところのh2タグ部分に相当すると言われており、チャンネル内に登場するキーワードが関連するように打ち込んでいく必要があります。

※今回のイッヌとトリーでは、上でも触れているように説明欄に記載する内容を概要欄と同じ内容で記載しています。チャンネルが(正確にいえばチャンネル内の複数の動画が)認知されて定着するまで、この方針でいく予定。

あとはモバイルでの表示(文字数)を気にしつつ、伝えたい内容を丁寧に記載します。また、イッヌとトリーの場合はTwitterアカウント(@innu_tory)も開設しているので、ツイートをしてもらう際につけてもらいたいハッシュタグなんかも記載しています。

⑤ エンドカード設定

エンドカードは、動画を視聴しているユーザーへ、動画の最後にチャンネル登録や別の動画をお勧めするものです。

今回取り上げている『イッヌとトリー』では、以下のような形で動画内の終了間際に用意し、動画内の内容が終わると同時に10秒ほどかけて流れるようにしています。

尚、エンドカードはいくつかフォーマットがありますので、オリジナルのこだわった内容でエンドカードを表示させたい場合には、このフォーマットにあった形で動画を制作することが必要になってきます。

おわりに

YouTubeチャンネルを運営する上で、動画の質自体が高いことは当然のことながら必要条件です。その内容が「欲している誰か」にとって視聴したい内容であることも不可欠な要素です。

同時に、チャンネルやチャンネル内の動画へ訪問してきてくれるユーザーに対して、丁寧に情報提供をしていくことも大切なことであると言えますし、これはプラットフォームの提供者であるYouTube/ Googleの姿勢でもあります。

どちらにせよユーザー(視聴者)のことを考えた上でチャンネル設定も、動画コンテンツの制作も取り組んでいきましょう、となります。

YouTubeでできることについても 、カイゼンをする・した内容をコンテンツとして発信していきます!

シーエスレポーターズでは、YouTubeチャンネルの立ち上げだけでなく、動画の制作やライブ配信の支援も行っております。

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遠藤 涼介