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2020.08.28

自社WebサイトへSNSを利用して集客すること

コミュニケーションデザイン室
遠藤 涼介

リニューアル月を除く前後2ヶ月前での比較

前回の記事ではリニューアル前後3週間での比較をしました。

結論として、リニューアルを機会にTwitterやSocial流入が増えたのをはじめ、直帰率や離脱率が改善したこと、滞在率も増えたこと、また、目標(コンバージョン)を細分化させたことでコンテンツ制作にまで活かせるようになった趣旨で説明いたしました。

今回の分析内容では、リニューアル月を除いた2ヶ月での差分をみた上で何が変わったのか、何がよくて何を改善していくべきなのかをみていきます。

比較条件

・期間 2020/02/01-03/31と2020/05/01-06/30

・項目 集客・行動・目標

サイトへの集客

Social流入が増えたから自然検索も増える?

前回、大きく強調した部分としてSNSをはじめとしたSocial流入が増えたことを挙げました。改めて改修月(4月)を除いた前後2ヶ月を比較してみると、その数値は顕著に増加傾向です。

自然検索からの流入は全体から見ると下がっているものの、総数としては伸びている状態です。いくつか要因があるとは思いますが、現時点で最も有力だろうと考えているのは「SNSからの流入が増えたから」です。

SNSからの流入についてですが、シーエスレポーターズへ加入してくれたスタッフがTwitterをはじめとするSNSのアカウントで公式アカウントからの発信に反応をしてくれていることによって、増加していることが考えられます。

また、それを補足する形でNHK『#不可避研究中』へ、弊社の取締役マネジャー荻谷(@satoshi_ogitani)と、デザイナーの古川(@suikasu123)が出演したことも影響がありましたので、媒体を問わず、露出の効果を実感しているところです。

※番組等の詳細は、以下の記事リンクからご確認ください

シーエスレポーターズのメンバーがNHK『 #不可避研究中 』出演

Socialから流入したユーザーが、サイトコンテンツを確認し、その内容が概ね良好だった場合にはサイトを離脱した後に(いく日か経過しても)「必要となった場面」で会社を想起し、自然検索することまで想定できるのではないでしょうか。

そう考えると、Socialからの流入は後日の自然検索流入を増やすことにも寄与しているのではないかと考えられます。

新規とリピート(再訪)における差異

新規訪問してくるユーザーやリピーターユーザーで分割してみるとどうでしょうか。

どちらも全体流入の内、Socialからの流入は20%ほどで、「新規・リピートに限った違い」は認められませんが、新規・リピートに限らずSocialでの情報発信や呼びかけは(少なからず現時点では)20%ほど確保できているともいえます。

商材やサービスの内容によっては異なる結果が出る可能性はありますが、現状、私たちが取り組んでいるのは、単一のセクションだけで制作するのではなく、「個人」と「組織」のブランディングを並行して行うためにコンテンツを制作し、自社サイトへ流入することを目指していますが、結果として、現時点ではその取り組みが奏功しているように見えます。

ここから言えるのは、これまでSNSをまったく運用していない、もしくは運用していても細々と運用している場合でも「媒体(ブログコンテンツ、など)とともに運用」することによって数値が改善することを期待できるのではないでしょうか。

サイト内での行動

PV数はリニューアル前の2ヶ月対比191%

SNSからの流入を示すSocial流入が増えたことはわかりましたが、実数としてどれほど伸びたのかをみていきます。PV(ページビュー: 閲覧)数は大きく増加。リニューアル前2ヶ月と比較すると191%増加のため、2倍弱の改善です。

数値としては、2020年02月01日から03月31日までの数値は2ヶ月間で合計17,627pvで、05月01日から06月30日までは33,720pvでしたので、明らかに増加しています。

内訳を見てみると、トップページへの流入・閲覧数は当然ながら伸びているものの、それ以上にスタッフブログ(/staffblog/)への流入は圧倒的な増加となりました。

自社サイト内にコンテンツが増えたことによって、集客におけるSocial(SNS)がしやすくなっている面もありますし、集客するためにSNSをスタッフをはじめとした個人ユーザーが広げてくれるおかげで着実に流入数への増加につながっています。

「制作実績(/cases/)」や「サービス(/works/)」、「採用情報(/employment/)」への流入も増加しており、スタッフブログの充実(サイト内コンテンツの拡充)によって、訪問したユーザーが自社への興味関心を抱くきっかけとなり、他ページへの遷移・回遊につながっているといえます。

会社概要への流入は外部メディアで目にしたことから?

ここで注目したいのは会社の理念を掲載している「会社概要(/about/)」ページへの流入も増えていること。しかも、このページへの集客で大きく貢献しているのは「自然検索」です。

これは自社サイトのコンテンツに『オギタニブログ』を通じて理念や方向性を説明する機会を増やしたのもありますが、自然検索から新規・リピートどちらのユーザーも流入数が増えていることを踏まえると、サイト外での活動も流入につながっていることも考えられました。

組織マネジメントにおける「表出してこない問題」への対処法

コミュニケーションデザイン室というパーティー(グループ)

サイトリニューアルに対する決意

サイト外の活動で代表的なものは、05月には地元新潟の創業支援等を行なっている「公益財団法人 にいがた産業創造機構(NICO)」の機関紙に掲載いただきましたし、チームナレッジシェア ツールのtoasterのサービスページにも利用実績として掲載いただくご相談を受け、実際にご掲載いただく機会に恵まれました。

令和2年度:「NICOプレス」最新号(5月25日発行)

toaster team|働き方を変えるチームコラボレーションツール

これらのことを踏まえると、自社サイト内のコンテンツだけでなく、外部メディアへの掲出も(可能な限り)合わせつつ、集客導線として機能させるためには「何に対して」「どう行動するべきなのか」を考案・実行していくことの重要性を感じています。

サイト訪問での誘導目標

新規で飛び込み目標到達は減少(もっと減っても?)

新規訪問からのコンバージョン(目標到達)数自体は減少しているものの(推察ではありますが)営業メール的な内容が多かったこともあり、もっと減ってもいいのではないか…と考えています。

目標到達してくれる訪問ユーザーは見込み顧客となり得るので、会社にとっては非常に重要ではあるのですが、目標には営業メールを流し込んでくるユーザーもいます。これが新規訪問ユーザーが圧倒的に多かったと考えています

※ 残念ながら過去の目標到達の設定と、現状では異なるため詳細な分析はできていません。

シーエスレポーターズWebサイトリニューアル前後比較(自社分析)

Referralとリピートユーザー

Referralから、つまり参照元サイトであるブログやニュース、Facebookのウォール投稿など、どこかしらのサイトから流入してきてくれるユーザーは「ある程度信頼のおける情報源」からの情報だと判断し、再訪問してくれています

また、再度訪問した上でサービスサイトなどを回遊しつつ、吟味を重ねた上で目標に到達してくれるため、案件化しやすい目標到達になっています。

これは複数回サイトを訪問してくれている上にサービス内容などを閲覧し、きちんと吟味・検討した上で問い合せ送信にまで至っているからだろう、と推察しているのですが、実際に目標達成(コンバージョン)に至ったユーザー行動を追ってみるとReferralからの流入が多く、サイト内を回遊をしていることがわかります。

検討・選定段階にある中で、自社がどんな発信をしているのかを実績とコンテンツをどちらも閲覧し、具体的な行動として「問い合せ」します。つまりは行動するところまで誘導できていることになります。

各種サイトからのリンクを通ってサイト訪問しているユーザーのため、何かしらの事前情報を持っているわけですが、その事前情報を「どこで取得しているのか」が重要です。

代表的なところを挙げると、Gugenka®️サイトからの流入をはじめ、『シャッフル飲み会』の紹介記事や、Wantedlyなどの求人掲載している媒体、各種Web媒体からの流入など。

これらはどれもシーエスレポーターズを紹介してくれるものですから、紹介してくれる人や媒体が増えれば増えるほど自社サイトへのReferral流入も増えますし、その内容がよければ「訪問の質」が高まることも期待できます。

訪問の質とは、目標到達に至る可能性が高いユーザーであることで、再三となりますが、営業活動を行う上で問い合せからくる相談件数が増えることは「=案件数」へと結びつく可能性が高いわけですから、必然的に獲得したい(訪問してもらいたい)ユーザーとなります。

ともすれば、口コミを書いてもらえる・書きたくなるような「ネタの提供」が必要になってきますが、それはこの04月より自社サイトへ発信内容をコンテンツとして生成・掲載することで内部にも外部にも届けていくようにしています。

まとめと今後

今回のレポートにおけるまとめですが、今回のレポートでわかったのは以下です。

・ PV数はリニューアル前後の対比191%

Referralからのリピート数も増加
自社サイト以外のメディアへの掲出によって自然検索からの流入数に大きく寄与

・SNSと自社サイトコンテンツの連動は(当然ながら)重要

集客面におけるSocial(SNS)は大幅に増加
自然検索の割合は下がっているものの、総数は増加

・目標到達するユーザーの質を高める

Referralからの目標到達は増加しているため、紹介してもらえるコンテンツを企画から練っていくことで、より確度の高い目標到達をするユーザーが増加することに期待感を持てます。

そこで、まず今後のサイト運用を考える上で大切な根底となるのが『目標数の増加』であることに変わりはありません。

今回の分析を踏まえて把握できた課題は以下の4点だと捉えています。

・サイトへの流入数(絶対数)の増加が必要である

・流入ユーザーの質をあげる(目標到達に至るユーザー数の増加)

・サイト内コンテンツと制作実績やサービスページとの関連性を高めつつ、訪問ユーザーに対して「訪問目的に応じた適切な導線」を提供する

・SNSをはじめとしたSocial流入の強化

特にサイトコンテンツを企画・生成する段階で関連するページやコンテンツへの誘導は設計と構築が可能なため、すぐにでも実施できますから、即座に反映させていきます。

また、SNSをはじめとしたSocialからの流入は具体的な戦略を含めての運用が必要となりますが、簡単なページリンクにスタッフがどれだけ反応するのかによっても大きく変わってくるため、ここは少し検証しながら運用していく流れで考えています。

この二つを実際にやってみて、運用をしていく中で数値がどう変化するのかを追っていき、細かいコンテンツ企画や生成に反映させていく、これが今後のやるべきことですので、それを再度、コンテンツ化していきます。

コミュニケーションデザイン室
遠藤 涼介