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オギタニブログ

2020.07.22

シーエスレポーターズのスタッフが理念を体現するための『行動指針』

プランナー
荻谷 哲

シーエスレポーターズのサイトを4月にリニューアルしてから、3ヶ月が経ちました。

サイトリニューアルを軸に、色々な社内体制や社内システムの再編を行ってきましたが、実は一番力を入れたのが「会社方針の明確化」でした。

先回の「表出してこない問題」の回でも書きましたが、ビジネスをよりスケールアップさせていくためには、共感できる人たちが集まっていること重要だ、と私は考えています。

ただ、思いだけに集まっているだけで具体的な行動にまで反映させることができていなければ事業はうまく運べません。そのため、企業活動を行う上では理念の翻訳が必要で、その役割は会社方針に担ってもらったほうがスムーズかと思います。

会社方針を明確にすることは「会社の目指すべきもの・大事にしているものが何であるかを明示すること」であり、それに対してスタッフが具体的な行動に落とし込む際に「何をするべきなのか」を明確にする助けになるのではないでしょうか。

理念を具体的な行動へ落とし込む

シーエスレポーターズは企業理念に「Making The Fan/Fun」を掲げ、変わらず今に至ります(企業理念については会社概要にも記載しておりますので、ぜひ、ご覧ください!)。さすがにこれが会社の目指すべき姿勢だと理解していない社員はいないと思います。

ただ、それを実行レベルにまで落とし込む際に確認すべき具体的な指針を(要所要所で伝えてきたつもりであったものの)しっかりと据えてこなかったこともあり、伝わっているようで伝わりきっていないような違和感を抱えている状態でした。

そして、スタッフがとる実際の行動がどうもシンクロしきっていないな、とむず痒く思うケースも多々あったのも事実です。

実は以前、そんなむず痒さを感じる現象を解決するために(外部のお力も借りながら)査定システムとリンクした”それっぽいもの”を作ってはみたものの、見事にうまく機能せず、コストだけがかかった形となりました…

ここでわかったのは、会社という組織には固有の文化が存在し、目指していくものが異なる以上、他社事例は参考程度に留めておくもので、アジャストできるものは限られるんだな、という当たり前といえば当たり前のことです。

それであれば、外部の力を借りるなどといって人任せにせず、内部から熱量をかけてやってみること、やりきることが重要で、その方が結果として早いな、ということでした。

シーエスレポーターズの企業文化にマッチし、企業理念からもう少し踏み込んだ上で、具体的に自らの行動に落とし込めるような方法はなにか…

それには「指針をしっかりと定義する」必要があるのではないか、と感じたことから「行動指針」を定め、立ち上げることにしました。

シーエスレポーターズの行動指針(11項目)

諸々考えたのですが、まずは試験的に以下の11項目を「行動指針」として掲げてスタートすることにしました。

・できない言い訳はしない。できる方法を考える。
・他人からの指示や回答、解決を待つのではなく、自らが働きかけ行動する。
・ユーザーやクライアントの想像を超えるサービスを提供する。
・依頼されたこと以上に本質を理解した提案と行動をする。
・どんな状況も楽しいに転化することを考え、実行する。
・ 相談ではなく提案をする。
・「伝えた」ではなく「伝わったか」を確認する。
・人の気持ちや相手が伝えたいことを知ろうとする。
・憶測や思い込みで物事を進めない。
・進化する気持ちを常に持ち、実行し続ける。
・行動指針に沿った人を育てる。

この11項目を掲げる際に意識したことは大きく2つ。

1つは、わかりやすくすること。

先にご紹介した失敗で学んだことですが、とにかくわかりづらいものは定着しない。

どうしても色々と定義したり、仕組みと連動したくなるのですが、定義や連動することが目的ではなく、理解して行動してもらうことが目的なので、なるべくシンプルにすることを目指しました。

2つめ。

これが一番熟慮したのですが、指針自体を「決めすぎない(明確にしすぎない)」こと。

例えば、

「あいさつは元気に!」などは、とにかく元気にあいさつするという明確な行動パターンが示されている行動指針があったとして、わかりやすいため、実行もしやすいと思います。

が、こういったものばかりになってしまうと「なぜ元気にあいさつする必要があるのか?そもそもなぜあいさつをするべきなのか?」という、理由や根拠を考えるという機会を奪ってしまいがちになるとも思っています。

※決して「あいさつは元気に!」という行動指針が悪いというわけではありません。あくまで例えとして挙げているだけです。

私はビジネスにおいても、この「考える」ということがとても重要だと思っていて、この変化し続ける世界を柔軟に楽しむためには、主体的に思考し、多角的な視野で物事を捉え、まず実行してみることが何より大切だと思っています。

※最強形態は「好きでたまらない」を持っている某○ラゴンボールに出てくるサイヤ人の主人公のような気概を持っていることだと思いますが…。

とりあえずやってみよう、といえる文化を

そして、我々の企業理念を実現させる為に必要な思考こそが『まず試してみる』とか『実行してみること』であると思っていて、行動指針からもその機会を創出できればいいな、と淡い期待かもしれませんが確かにそう考えました。

そう考え、それぞれ具体的行動に落とし込める内容を目指して策定したのが、この11項目からなる行動指針、というわけです。

11の行動指針のマッチング度合を定期的に本人と第三者が話し合い、それぞれ5段階評価で確認をします。そして、行動指針のマッチ度合を上げるためにはどうしていくべきか、具体的な方法と期限を決めて動いていくという流れにしました。

ただ、これももちろん完全・完璧なのかといえば、決してそんなことはないと考えていますし、実運用をする上で確実に課題は出てくると思います。

出てきた課題を元に、常時ブラッシュアップを行っていく必要があると思っていますし、なにより実際にはこのような行動指針が無くとも、皆が目指すべき方向に突き進めればよいわけです。それって何よりも理想だとも思っていますし、そうでありたいです。

会社の方向性を明確化することは、やっているようで足りていない、そして何より実益として即効性が見えにくい分後回しになりがちだと思うのですが、ここを一念発起してやってみたよ、というお話でした。

ブラッシュアップの経過などもまたお話できればと思います。

おまけ

この11項目、私自身まだまだできているとは思えないので、1日1回は見つめて日々精進するようにしています…

スタッフに負けないようがんばらねば…!

プランナー
荻谷 哲